最近（毎年）よくある質問・・・＜高校受験編＞
①「特待制度はありますか？」
→文京学院は、サッカーが上手い選手や、ナショナルトレセンの選手に声をかけて集めたりすることはしていません。文京学院に入ってくる選手は、皆平等な条件で入ってくるというのが基本理念です。しかし、学業が優秀な生徒で、特進クラスおよび理数クラスに入学する生徒は特待生となることがあります。
具体的には、A推薦受験希望者で、１学期または２学期の評定（5科目合計）が24以上かつ、北辰テストまたはV模擬・W模擬・総進模試などの偏差値（9月以降の2回平均＜3科でも５科でも可＞）が、６２（平成２１年度入試）を越える場合、特待生となります。また、A推薦の学力診断テスト、B推薦の学力試験で、２６０点以上得点できると、特待生になります。偏差値６２程度あれば、十分可能性はあります。しかし、文京の特待生は、「まったくお金が必要ないです」というものではありません。初年度は入学金および教育充実費３６万円・２年次・３年次も継続した場合、授業料が免除されます。３年間で合計１１４万円が返金されることになるという程度の特待生です。詳しくはお尋ねください。
②「サッカー推薦はありますか？」
→女子サッカーは、男子サッカーの10分の１の競技人口しかおりません。プロの女子サッカー選手の待遇も悪く、まだまだメジャーなスポーツとは言えません。ゆえに、高校時代には、サッカーをするだけでなく、しっかりとした学力、人間力を培うことが必要だと考えております。（これは、全国大会常連の本校バレー部も同じです。）「サッカーをやっていた」ということで、特別に優遇されるという制度は本校にはありません。ただし、サッカーに限らず、中学時代に日々夢中になってやってきたことがある生徒は、最大５ポイント（文理クラス）までの内申点への加点（特進・理数・英語クラスの場合は3ポイントまで）があります。公立中学では「女子サッカー部」が存在しませんので、クラブチームに所属した選手も、同じように評価されます。詳しくはお問い合わせください。
③「年間、合宿や遠征はどのくらいありますか？」
→春に、妻沼カップ（4泊5日）・夏に草津カップ（4泊5日）および富士ワイズメンズカップ（3泊4日）があります。これは、全国から「女子サッカーがさかんな高校および生活指導がしっかりしている学校」が招待されます。東京からは、村田・十文字・成立学園そして文京学院が、招待されています。（この４チームは、普段から監督間の交流も多く、練習ゲームも頻繁に行います）
冬にも遠征がありますが、できるだけ宿泊費がかからないようにと、学校の寮などに宿泊させていただいたりしています。
遠征は、非常に貴重な体験で、サッカーだけではなく、人間として大きく成長でき、さらに全国に友情の輪を広げることができるので、選手は遠征が大好きです。
④「初心者でも大丈夫ですか？」
→数年前までは、文京学院サッカー部も、初心者がほとんどでした。今では、ほとんどが、小学校時代または中学校時代にサッカーをやっていた経歴を持っています。しかし、ＤＦの有能な選手は、高校から始めてもレギュラーになれる場合があります。特に中学時代にバレーボールをやっていた選手は、レシーブのときの重心の低い構えが、ＤＦにそのまま応用できます。また、バスケットを本格的にやっていた選手は、ポジショニングが良く、ＭＦとしてレギュラーになれることもよくあります。初心者でも、運動が得意で、走ることが好きであれば、全く問題ないです。
⑤「特進クラスでもサッカー部と両立できますか？」
→現高1では、4名が特進・1名が理数・11名が文理クラスに所属しています。勉強とサッカーの両立は大変ですが、大変だからこそ、やり抜いたとき、大きな成長を成し遂げることができると思います。バレー部でも、毎年特進クラスに所属する生徒がいます。両立できるかできないかは、本人の努力次第と言えるでしょう。何事も、不可能はありません。
平成１８年度進路
尚美学園大・慶応大・芝浦工業大・学習院女子大・亜細亜大・文京学院大・製菓専門学校・浪人 以上８名
平成１９年度進路
帝京大学・文京学院大学・浪人 以上３名 浪人していた１８年度卒業生が、早稲田大・法政大に進学しました。